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天晴れ!? パチモンの世界


 CPI Baby-J  

 ビーノのパチモンで有名なのがここ。
 CPIは台湾の会社。いまや立派な台湾有数のバイクメーカーでございます…。「学ぶ」とは「真似る」から来ているとはいいますが(笑)。遠慮なく、見事なまでのパチモンを作り出してくれたようです。

外装は和ビーノに直接つけても大丈夫なくらい同じ。ただ、中身は、かなり違うかもしれない。オリジナルかも。サイズが小さく見える駆動系や、砲弾型のマフラー。メーターなんかも替えてあるし。

CPIホームページはこちら(2003/4月現在、この製品はラインナップにありません)

 

 


 CPI Ceres 

 さらに♪バーン♪♪

 こちらも同じくCPIから出ていたセレスなるスクーター。台湾ビーノに激似。ところがサドル下は、和ビーノに似ていたりして、つまりは、台湾と日本のニコイチ的な感じなのかもしれない。

 都内で数回見かけたことがあります。ビーノよりずっと安い価格で、輸入されていたこともあったらしい。

 これもCPIのページには既に掲載されていません。きっとYamahaから愛のムチが下ったのでしょう(^^; ・・・と思ったら


 CPI Venus  

・・・と思ったらですね、2004年になって確認された「CPI Venus」。

・・・おいこら、名前が近寄ってきてるじゃねーか。開き直ったのか?



 Fosti FT50QT-11  

 中国代表〜♪ Fosti〜♪

 似てるからといって、馬鹿にしてはいけません。エンジンを見て下さい。全然違う。なんと、4STなのだ。環境に優しいのだ(ほんとかな?)。外観はちょっとHONDA系のエンジンに似てるかも。

 ところで、日本にはYamaha純正でないビーノのボディーパーツとかが入ってきてますが、ひょっとしてこのへんのやつかなぁ、とか疑っております。どうなんでしょう?

 で、Fostiのページはこちら。 よせばいいのに、イギリスにも進出

 それから、LANDAN(中共)の「LD50QT-A」とか、ベトナムで組み立てている「sindy50-II」(960万ドン@2002年)などにたようなのがいくつかあるみたい。



 Fosti FT50QT-11改 

 

 ええっと、おそらくFosti辺りを改造してつくったと思われる、ビーノもどきトライク。国内でミニカー登録した模様。
 もう、こういうの作っちゃう中国人って大好きです。Yahoo!オークションに出品されていたのだが、エンジンはカブ系と一緒の自動遠心クラッチで4速ロータリーセルキック併用だそうで。バックもできそうな勢いです。見にくいのだけれど、メーターが3連になっている。謎は深まるばかりです。

 CFMOTO cf50QT-3 

 4ストローク水冷式エンジン搭載!
 CFMOTOは、各種人気スクーターのパチを「春風」シリーズとして出しているようだ。さわやかに、いいじゃん、コピったって、減るもんじゃないし、という乗りに違いない(違う)。で、当然ビーノが見逃されるはずはない(^^;

 キャッチフレーズ(?)の「水冷貝貝」ってどういう意味かねぇ。


 QINGQI シリーズ 
QM50QT-2A QM50QT-H QM50QT-8

 巨大な中国大陸。QINGQI(済南・シャンシー)なるメーカーは、これでもかこれでもかとパチを作り続けている。駆動系はオリジナルらしいが、デザイン的には、日本・台湾・ヨーロッパ…その情熱をぜひオリジナルを作る方向に向けて欲しい。
 ただ、オプションに関しては結構目を見張るものがある。国内ではビーノ用としては出てない丸型トランクや、結構収納力のありそうなフロントポケット。バイザー。フレームバンパーまで作られている辺りは羨ましい。QT-HやQT-8の前面にあるなにかを取り付ける場所は、カゴでもつけるのかな??

 ちなみに、台湾ヤマハのビーノビアンコ125もちゃんとありました(右図・QM50QT-6V)。これもバックレストがついていたりして、結構うらやましいぞ(笑)。


 LongRiver YY-5 

 オークションで発見(よーへーさん情報サンクス)、ロングリバーなるマシン。なんと希望落札価格が、55,000 円!実際の落札価格は39,000円。チョイノリより安い!

2ストか4ストかもわかりませんが(^^;、とりあえず走れば儲けモンということで。

ライト周りとかフロントフェンダーのメッキパーツなんぞは、結構かっこいいですな。


 NOTTEY EG900 

 ふれ込みは驚くなかれ「超伝導スクーター」!
 Yahoo!オークションに出てまいりました。希望落札価格346,500円。
 そう、今流行の電動スクーターらしい。家庭用コンセントから電気を取り、時速40km程度までは軽くスピードアップ。最高速度60km。本家ヤマハのパッソルもビックリな性能である(本当ならば)。

 確かに、マフラーの部分にバッテリーと思しきユニットが取り付けられているし、モーターが後輪軸に直結しているということなので、駆動系が異常にシンプルになっているのが見て取れます。その真価やいかに!?

メーカーは(株)プラスバというところらしい。日本の会社です。サイトもあるけど、EG900はリストにないです。


 EVT 168  

 んー、上のマシンと同じ制作会社だろうか。EVTという会社(Electric Vehicle Tecnologiesの略らしい)から、アメリカで発売されているやはり電動スクーター。サイトはここ。 “EQUINOX”という名前でも出回っております。$239で結構手広く通信販売しているみたい。

 最高速度は30mph。一回のチャージで45マイル走ることができる。
 アメリカという国は、車社会でとてもこんなスピードでは満足できないとは思うんだが、意外に、都会とか学校・会社の中で需要があるんかな。
    
 カラーも豊富だねぇ。テールライトもウィンカーもかっこいいです。


 SEIKI ASUKA  

 もういっちょ、電動スクーター。SEIKIというやはり日本の会社から出てきた、「ASUKA」なるマシン。奈良の会社で作ったから「明日香」なんだそうだ。ウィンカーのつき方なんかは、USビーノに似ているし、サドルや後輪のカバー辺りは、昔のタクトに似ているような気がする。それなりのオリジナリティはある(^^;

 機能としては、最大走行距離40km(充電4,5時間)。時速は平地で最大45kmくらいらしい。もちろん原付の免許で乗れる。でもって、価格が、16万8千円(2003年3月)!これは安い。

 まぁ、なんにしてもこれからの市場だし、がんがん他社を牽引して行って欲しいと思います。がー、その頃には、ちゃんとしたデザイン作ろうね。

       


 子供用ビーノ?! 

 Yahoo!オークションに出品されていた、謎のミニビーノ!
 最高速度は6km…ええと、ケタ間違ってません(笑) しかし子供にしてみれば、それはモトGPのワークスマシン並に速いのかもしれない。
 駆動は、なんと電動!本家ビーノですら達成できていないことをいとも簡単にやってのけたそのスペックは驚嘆に値する。メッキされたクランクケースが妖しく輝く。
 しかもどうやらタンデム仕様らしい。後部座席をがっしりと支えるバックレストがまた頼もしい。さあ、彼女を乗せて街へ出よう!
 補助輪付きで安定感も抜群だ!(ただし公道は走れません)
 希望落札価格は、69,800円。

  ■商品寸法 全長 1240 X 幅 520 X 高さ 820
  ■対象年齢 3〜7歳くらい
  ■最大重量 40kg
  ■速   度 3〜6km/h
  ■機   能 IC声・ライト



※まぁねぇ、ビーノ自体も昔のラビットとかのパチなわけで…あんまり大きいことはいえないっすね。
※ちなみに、私のサイトの写真も思いっきりパチなところに、自分の中のアジア人を感じるよ。

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