いつの時代も「レトロブーム」というものは存在する。過去を懐かしむ大人たちに牽引される場合もあるし、過去を知らない子供たちから支持を受ける場合もある。つまるところ、“良いデザイン”というのは、人の心の奥底に訴えかけているもので、時代によらず人を捕まえ、一度は廃れても必ず循環して戻ってくるのだ・・・と思う。 ビーノが発表されたのは、1997年のこと。バブルもはじけ、日本がそろそろ不景気に疲れ始めた頃、ほっと和ませるような丸いライト、なだらかなフォルムというような“レトロ”は人をぐっとひきつけ、ヒットとなった。 もっともバイクのレトロブームは90年代前半から始まっており、どっちかというと二番煎じ・・・だったんですが(^-^;) レトロスクーターの基本はやはりVespa。だが、あれは扱いが面倒くさすぎる。大衆戦略をとったヤマハのもくろみは当たり。脱力タレント・パフィーのCMで支持をとりつけた。
※青系の色がちょっとおかしいね(--; コスミックブルー・ベリータークブルーカクテル4は太陽の下だともっと青く見えます。スプレンデットベージュの画像を送ってくれたしのはらMさんに多謝m(_ _)m
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