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オイル交換 |
初心者メンテ
オイル交換
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日常メンテも載せろ、というような要望を時々頂いております。
が、ものぐさなので「日常」という言葉は私の辞書にはありません。
それでもこれだけはやって置いた方がよいよ、というのがオイル。
やはりやると走りが違う。
使い古されたフレーズだが、バイクの血液だかんね。
ちなみに、先日私の血液検査の結果が返って来まして、ええっと尿酸値なるものが「要精密検査」でして、痛風寸前って感じらしいです。
ビール飲むなー、モツ食うなー、カニエビだめー、と制限いっぱい。
血液丸ごと入れ替えたい…。
使用するのは「ギヤオイル」(写真左)。いつも入れている2サイクル用オイル(写真右)とは入れ物そっくり。
なにが違うのかっていうと、なんか硬さが違うとか、温度特性が違うとかそういう感じ…自信ないなぁ。
ホームセンターでもって、700円弱で手に入りました。
入れる場所は、左後ろクランクケースの辺り。左写真参照。
ここでの作業はVino90で進めていくけれども、基本的な構造は、Vino50もVino90も一緒。
まず古いオイルを抜く。
抜く前に、そこら辺をちょっと(1,2分くらい)走ってオイルを温めておくといいらしい。たくさん走りますと、やけどするほど熱くなるので注意。
クランクケースの下を覗き込むとボルトが一つあるはず。これはドレンボルトというもので、オイルの栓になっている。
下にオイルを受けるボールとかバットとか(あるいは便利なオイル棄て容器みたいなのもある)を用意して、ドレンボルトを外すわけです。
スパナは使わない方がいいと思う。体勢も角度も悪くなるので、多分なめます(ボルトの角が落ちちゃうってことね)。ソケットレンチを使用してください。サイズはVino90の場合には、12mmでした。
左が外したドレンボルト。ワッシャがかましてあるので、これをなくさないように。で、右が上のキャップ。こっちにはオーリングがついている。
ドレンボルトを外すと、たり〜〜〜〜っとオイルが出てくる。最後に車体を傾けて、できるだけ全部出すように。
ギヤオイル交換に関しては諸説あるけれども、慣らし運転をした最初の1000kmと、あとは5000kmおきくらいに換えると良いらしい。しかし私は納車していらい一度も交換していなかった。でもってすでに6000km。かなり汚いはずである。
たとえるならば、痒くて仕方なかった耳垢をさらに2週間我慢して、満を持してほじくった時のような爽快感…。
「わー、でっかいのが取れた」
というあの喜びが…。
なんとなく黒ずんでおり、さらにキラキラと鉄粉のようなものが見える。どうやらこれがミッション部がこすれて出来たスラッジというやつらしい。
これがなんか色々悪さをする。
関節とかに結晶化したりすると、風が吹いても痛いとか、そういうことが起こる…それは痛風ね。
あー、人間の体のドレンボルトってどこにあるのでしょう。
次にオイルを注入。上側のキャップは手で開ける。
中にゴミが入らないように周辺をよく掃除して置いてください。(左写真は悪い例(笑))。
ちなみにこのキャップの周辺に、オイルを注入する量が書いてあることが多い。Vino90の場合には、100cm3、つまり、100ccとあった。この量を測って取り分けておく。少なすぎるのは明らかに悪いような気がするが、多すぎるってのは悪いのかな?
測ったオイルを、注入口からトクトクトクトク。結構カウルが邪魔になって入れにくいので工夫してみてください。小さいジョウゴに小さいビーカー辺りが一番楽かな。
出てきたオイルが汚かったので、中を洗う意味で、今入れたばかりのオイルをもう一度下からだして、また新しいのを入れる。規定量入れ終わったら、キャップをして終了。
結果。
体感なんだけど、加速がかなりよくなったよ。
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